界面特性評価 - ハンセンパラメーターを用いた分散性評価サービス -

ハンセン分散性パラメーターとは

ハンセン分散性パラメーター(Hansen Dispersibility Parameter, HDP)は、微粒子やナノ粒子の溶媒に対する親和性や分散性を示す指標です。様々な溶媒への溶解性・分散性を予測し、コーティング業界や表面科学等、さまざまな科学分野で広く使用されています。

ハンセンパラメーターを用いることで、スラリー作製時の適切な分散溶剤の選定や設計等に活用できる為、特に注目されている特性評価手法です。
 

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「パラメーターが似ているものは自身に似ているものを溶解する」という考えに基づいて評価を行います。

対象のナノ粒子等に対し、既知のハンセンパラメーターをもつ様々な溶媒に分散させることで、粒子自身のハンセンパラメーターの評価を行うことができます。

 

ハンセンパラメーター測定サービス

10溶媒、20溶媒セットを始め、お客様によるご指定数の溶媒にも対応しております。
また、オプションとして、有機溶媒中の水の影響を抑えた測定(グローブボックス内で脱水溶媒を用いた測定)も対応可能です。

 

評価事例

ある顔料を14種類の溶媒に対して分散させ、分散性評価・粒子径分布測定装置LUMiSizerを用いて測定を行いました。

ハンセンパラメーターの指標として、沈降時間 t(s)を使用しました。

下記のグラフは、LUMiSizerを用いて測定した各溶媒に対する沈降時間 t(s)(上段)と相対沈降時間RST(下段)の結果を示しています。
  DL6_13_18_fig6.png  

 

RSTの値より、タルクベースの顔料色素は溶解性を緑色のカラムは良溶媒(RST norm ≥0.5)を示し、赤色のカラムは不良溶媒(RST norm <0.5)を示します。

  DL6_13_18_fig7.png

溶媒に基づいて決定されたタルクベースの顔料色素のハンセンパラメーター値(HSP値)を3次元プロットしたものを下図に示します。球体の中心に対応します。
ハンセンパラメーター値が球内にある溶媒は、特定の粒子を分散させるための優れた溶媒として期待できます。

   DL6_13_18_fig8.png

 

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