先端材料や医薬品・化粧品などのナノサイズの粒子が多種類使用された最終製品の粒度分布を測定するとレーザー回折法やDLS(動的光散乱法)では大きいサイズの粒子の影響で小さな粒子を判別できないケースがあります。キャピラリー式粒度分布計はキャピラリー内で粒子を分離してから各サイズ別に粒度分布測定が出来る為、ナノ粒子の粒度分布を正確に測定するのに最適な粒度分布測定装置であり世界で唯一のシステムです。


キャピラリー式粒度分布測定装置の原理・特長

・大きな粒子は早い流速中を、小さな粒子は遅い流速中を流れるため、大きな粒子が先に

 出てきます。

・レイノルズ流、コロイド力、管壁距離等により極めて小さな細管内で粒子はその径毎に、

 完全分級されます。

・測定範囲は、5nm3μmと広範囲に測定可能です。

1サンプルを約10分以内で測定可能です。

・液体クロマトグラフィーと同じ感覚で簡単に測定可能です。

・比重などの粒子特性に影響を受けません。

キャピラリー式粒度分布測定装置による測定データ

ポリスチレンラテックス標準粒子20nm60nm150nm240nm310nm420nm605nm800nmの混合サンプルを測定。上のデータは生データで、大きい粒子から順番に分級して検出していることが分かります。下のデータは粒子径分布に変換したデータで、20nm800nmの分布を確認することできます。

ポリスチレンラテックス標準粒子20nm60nm150nm240nm310nm420nm605nm800nmの混合サンプルを測定。上のデータは生データで、大きい粒子から順番に分級して検出していることが分かります。下のデータは粒子径分布に変換したデータで、20nm800nmの分布を確認することできます。




キャピラリー式粒度分布測定装置の適用分野

●電子材料

→有機顔料・カーボンブラックなどの多種類材料含有原料のナノ粒子粒度分析測定

→ポリマーラテックス・CMPスラリー・酸化チタンなどのナノ粒子粒度分布測定

→分散剤等バインダーの多種類原料含有のナノ粒子の分布測定

●製薬

→リポソーム・脂質などの多種類のナノ粒子サイズを正確に分離分析測定



コラム【分散・凝集 AtoZ】