ガス・水蒸気透過率測定装置 Super Detect

迅速測定、世界最高クラスの感度、SIトレーサブルを実現

本装置はフィルムのガス及び水蒸気透過率を⾼感度かつ⾼精度で、測定可能な装置です。⽔蒸気透過性を極力抑えることが求められる有機デバイスや太陽電池、酸化による品質劣化を防ぐために酸素バリア性が重要な⾷品・医薬品包装分野など、様々な分野での研究開発や品質管理に貢献します。


10-7g・m-2・day-1レベルの⽔蒸気透過率を検出できます。また、新規に開発した測定法により測定時間を⼤幅に短縮し、公的機 関の校正器を⽤いることにより、国家標準にトレーサブルなガス・水蒸気透過率測定を可能にしています。
 

MA法によるガス・水蒸気透過率測定の迅速化、試料ダメージの低減

MA法によるガス・水蒸気透過率測定の迅速化

MA法はガス・水蒸気透過率を測定する新しい手法です。
測定試料と検出器の間に設けた「⽀持体層」が、ガス・水蒸気透過率測定時の差圧による試料へのダメージを低減し、さらに測定時間の短縮に寄与します。

 

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MA法によるガス・水蒸気透過率測定時の試料ダメージの低減

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真空度を維持した試料交換が可能

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SIトレーサーブルなガス・水蒸気透過率測定を実現

校正機構を内蔵

QMSは様々なガスを高感度に定量できる検出器ですが、ガス種によって感度が大きく異なります。また、使用履歴や環境によって感度が変化することもあり、定期的な校正が必要です。

 

当装置は、SIトレーサブルが可能な標準コンダクタンスエレメント(SCE)を使用した校正機構を内蔵しているため、簡単に校正が可能です。

 

校正は右図のようにSCEを通して、校正ガス(ユーザー任意のガス、または水蒸気)を検出器に導入します。供給側の圧力変化に対する、QMSの出力をプロットすることで、検量線を取得できます。

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測定事例

MA法による時間の短縮

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従来の差圧法では5⽇を要した水蒸気透過率10-4g・m-2・day-1の試料の測定を、MA法では1⽇で評価が可能になりました。

高感度水蒸気透過率測定

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MA法は⽔分バックグラウンドを低く維持できるため、短期間でも10-6g・m-2・day-1レベルの水蒸気透過率の評価が可能です。

高感度酸素透過率測定

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様々なガスの透過率を一台の装置で測定できます。
(水蒸気、酸素、窒素、ヘリウム、二酸化炭素など)
左図の事例では酸素透過率を約10時間で評価できています。
水蒸気透過率試験の代替として、バリアフィルムの品質検査への活用が期待できます。

 

アフターサービス

メンテナンスサービス

定期点検+キャリブレーションサービス

測定結果の信頼性を保つために、半年~1年に一度実施されることをお勧め致します。検出器の性能やバックグラウンドの確認、SCEを用いたキャリブレーションを行います。
また、真空ポンプ油やガスケット等消耗品の交換・調整を実施します。

 

《オプション》

支持体交換サービス

支持体は有機物を材料としておりますので経年使用により劣化します。
1年に一度交換されることをお勧め致します。
お早めに交換いただくことで真空ポンプや検出器を正常に保ちます。

検出器のメンテナンスサービス

検出器の感度が低下した際に実施されることをお勧め致します。
必要に応じて、フィラメントや二次電子増倍管を交換します。

 

受託測定

水蒸気透過率やガス透過率の受託測定を承っております。
迅速、高精度、高感度な測定により、バリアフィルムの開発や品質管理にお役立ちします。


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※1 記載の測定ガス、試験条件は一例です。他の条件をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
※2 透過部はφ60 mmが標準ですが、アタッチメントを変更することで、φ40 mm、φ90 mm等や、フィルム形状以外の測定も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

関連製品・サービス

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