スラリーのレオロジー評価

レオロジー評価と粒子計測技術で分散特性を推測

スラリーの分散特性を把握する上で、粒子径分布やゼータ電位ももちろん重要ですが、もう少し大きな塊や動的な評価が必要な場合、レオロジー評価も重要になります。

レオロジーを含めた各特性の関係を理解することが、アプリケーションに適したスラリー開発には重要です。特に塗工工程が必要なアプリケーションや濃厚系スラリー等は、レオロジー評価の重要性が高まります。

 

レオメーターで測定

 

粒子特性評価装置で測定

LUMiSizer スラリードック パルスNMR

スラリーの使用、開発には各特性の関係の理解が重要

 

レオロジー評価でわかること

1. 分散の三要素とレオロジー評価

濡れ性、解砕、安定性を粘弾性測定により評価

2. スラリーの複雑な流動特性と分散特性のレオロジー評価

どの物性をどのように評価し、プロセス設計や問題点の解決に繋げる?

3. 希薄、濃厚スラリーのレオロジー評価

特に濃厚スラリーを希釈することなく原液の状態で評価

 

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分散の3要素(安定性、凝集、解砕)の評価

 

凝集評価事例

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不良品の場合、高ひずみ領域で一旦散らばった粒子同士が再度凝集することで内部エネルギーが上昇し、粘度の上昇を引き起こします。

 

安定性評価事例

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解砕評価事例

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