ペロブスカイト太陽電池 耐久試験装置
独立駆動計測回路搭載4駆動計測回路を搭載、4素子であれば実装素子全てを独立試験することが可能です
高精度の独立温度制御ペルチェ素子温調機構を採用し、チャンネル毎に20~85℃の設定範囲で高精度な温度制御を実現します。 温度ステップ計測なども可能です。
LED光源の採用で長期間エージングが可能照射光源に白色LEDを使用し、高い光均一性と長時間の連続評価を実現しました。
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独立駆動計測回路
デバイス駆動計測部
定電圧負荷としてデバイス出力電流を吸い込み、MPPT制御によるエージングを行います。
ペルチェ温調
ペルチェ温調のメリットとして、冷凍機式などの他温調方式と比較して電熱効率に劣るものの局所温調に於いて、温調精度、速度、安定度、取り扱いの容易性、静寂性、フットプリント、消費電力他環境負荷の低さなど、あらゆる要素で優位性を発揮できる場合があります。 また、汎用性の発揮は困難ですが、測定対象物と治具の専用設計によりその優位性を顕在化させることが可能になります。 システム技研ではそのような視点でペルチェ温調を用いたデバイス評価システムの構築を行っており、これまで培ってきた治具設計技術でTEG設置チャンバー外壁温度は±1℃以内(@85℃温調時)手で触れれる部分の温度は約40℃で安全にも配慮しています(治具の開閉を検知し警告を発します。) |
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LED光源
<光源仕様> |
・LED4ch制御が可能でTEGに合わせてLED基板を設計 ・照射面で1SUN相当(100mW/cm2)以上の光量を照射し、 ・LED直列接続による多光化も可能 ・ヒーターによる温調
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コンパクトな筐体と拡張性



LED光源の採用、駆動計測回路、ペルチェ温度制御などの回路をシステム構成することにより、8chユニット(32素子独立試験)毎の引き出し式(最大5段/1ラック)構造の非常にコンパクトな筐体設計を実現しました。 個別制御なので、ソーラーシミュレータと組み合わせたり、卓上やグローブボックス内への設置など、測定の目的・設置場所等に合わせてカスタマイズも可能です。
多彩な評価プログラム
<あんしん便利機能>
・停電時や測定中断から測定再開時の動作
⇒ 測定中断から測定再開までの時間を実経過時間から引いて計測時間とする
・測定結果ファイルの2重化
⇒ 測定結果ファイル(CSV形式)は測定中にEXCEL等のアプリケーションから参照される場合があるため、オリジナルと参照用に2種類のファイルを作成する
・測定レシピ
⇒ 測定レシピは測定情報をファイルに保存し、異なる測定情報を素早く再設定できる機能